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上野発の特急列車(東北線系統)

1982年6月東北新幹線開業、11月全国ダイヤ改正により東北線系統の特急列車は次々と消えていくことになりました。
ここでは、上野駅から消えていった特急列車達を紹介します。

L特急はつかり

上野〜青森(東北本線経由) 6往復(485系12両編成3往復、583系13両編成3往復)

1982年6月暫定開業時:本数増減なし
1982年11月改正時:盛岡〜青森に短縮。(11往復)

はつかり11号とみちのく はつかり11号と425列車
はつかり11号と みちのく(1982年05月上野駅にて) はつかり11号と425列車(1982年03月上野駅にて)
●はつかり号は上野と青森を結ぶ列車で、11号と2号は北海道連絡を意識した列車となっていました。
はつかり5号 はつかり6号
はつかり5号(1982年05月上野駅にて) はつかり6号(1982年09月久喜駅にて)
●はつかり号は6往復あって、485系と583系が3往復ずつありました。

特急みちのく

上野〜青森(常磐線経由)1往復(583系13両編成)。

1982年6月暫定開業時:本数増減なし
1982年11月改正時:廃止


みちのく みちのくとひばり15号
みちのく(1982年05月上野駅にて) みちのく とひばり15号(1982年08月上野駅にて)
●みちのくは列車の名前に反して、対北海道の意識が強い列車です。東北本線経由の、はつかり11・2号とほぼ同じ時間帯で運転されていました。
●常磐線経由で、こちらの方が客車時代のはつかり号の命脈を保っている列車でした。

L特急やまびこ

上野〜盛岡(東北本線経由)4往復(485系12両編成)。

1982年6月暫定開業時:廃止(列車名は東北新幹線速達型へ)

やまびこ4号
やまびこ4号(1981年08月北上駅にて)
やまびこ3号
やまびこ3号(1982年05月上野駅にて) やまびこ5号(1982年06月上野駅にて)
●やまびこ号は上野と盛岡を結ぶ特急列車でした。東北新幹線の速達型列車名に転用されることが決定し、東北新幹線暫定開業により在来線から姿を消しました。
●頭上2つライトは元北海道用の1500番台です。781系登場により本州に渡ってきました。

L特急ひばり

上野〜仙台(東北本線経由)。14往復(485系12両編成)

1982年6月暫定開業時:8往復に減便。
1982年11月改正時:廃止

ひばり11号 ひばり2号
ひばり11号(1981年07月上野駅にて)

ひばり2号(1981年08月仙台駅にて)

ひばり16号 ひばり15号とみちのく
ひばり16号(1982年11月大宮駅にて) ひばり15号とみちのく(1982年05月上野駅にて)
ひばり7号
ひばり7号(1982年05月上野駅にて)
●ひばり号は上野と仙台を結ぶ特急列車で、上越線のとき号と並ぶ当時のL特急を代表する列車でした。
●仙台運転所の485系が使われて、ボンネットの初期車も多く使われていました。

L特急ひたち

上野〜仙台(常磐線経由)。11往復(485系12両編成6往復、9両編成5往復)
仙台発着1往復、原ノ町発着3往復、平(現いわき)発着7往復

1982年6月暫定開業時:本数増減なし。
1982年11月改正時:12往復(仙台発着2往復、相馬発着1往復、原ノ町発着2往復、平発着7往復)

ひたち7号
ひたち7号(1982年05月上野駅にて) ひたち8号(1982年06月上野駅にて)
●ひたち号は常磐線の特急列車で、新幹線とは関係もなく、JR化後特に増殖して現在でも走っています。
●そのためか、この当時は写真をほとんど撮っていませんでした。

L特急つばさ

上野〜秋田(奥羽本線経由)。3往復(485系12両編成)

1982年6月暫定開業時:本数増減なし。
1982年11月改正時:上野〜秋田1.5往復、福島〜秋田3往復、山形〜秋田0.5往復

つばさ3号 つばさ3号
つばさ3号(1981年05月赤湯駅にて) つばさ3号(1982年07月上野駅にて)
つばさ51号 つばさ51号
つばさ51号(1982年08月上野駅にて) つばさ51号(1982年08月上野駅にて)
●つばさ号は上野と秋田を結ぶ特急でした。新幹線開業後も秋田を直通する列車として数本残されました。
●つばさ号のもう一つの特徴として客車の多客臨があったことです。ヘッドマークなしの14系客車でした。

L特急やまばと

上野〜山形。3往復(485系12両編成)

1982年6月暫定開業時:本数増減なし。
1982年11月改正時:1.5往復に減便

やまばと(1982年06月上野駅にて)
●やまばと号は上野と山形を結ぶ特急でした。当時の特急は行先で列車名を変えていました。

特急あいづ

上野〜会津若松。1往復(485系12両編成)

1982年6月暫定開業時:本数増減なし。
1982年11月改正時:本数増減なし。

あいづ(1981年07月上野駅にて) あいづ(1982年06月上野駅にて)

あいづ(1982年10月上野駅にて)

あいづ(1982年11月上野駅にて)
●あいづ号は上野と会津若松を結ぶ特急列車でした。ひたちと一連運用を組む食堂車がない編成でした。
●上野方には一部のひたち号と共にクロ481が連結されていましたが、記録がありませんでした。
(11月撮影の字マークはショートノーズでクハ481型です。改正直前で車輛運用に変更があったと思われ、グリーン車がどこにいたかは確認していません。)

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